もしも。   

もしも、すべての条件(お留守番のこととか、家の広さとか、世話することとか)を

考えないで、犬を迎えるとしたら、どんな犬種を飼いたいだろう。

先日、友達とそんな話しになった。

わたしは。

迷わず、ドーベルマン。



ドーベルマン、大好き。

テリアもそうだけど、ハートフル全開でフレンドリーでやさしい犬種も魅力的だけど

どうしても、緊張感漂う、強そうだけど繊細な面を持つ犬種が、好きなんです。

ピリピリして、ものすごく緊張感を伴うんだけど、心を開いた相手にだけは

従順で、忠誠心が強い。

ときには、制御するのが大変かもしれないけれど、とても強い絆を求める。

そんな犬種が好きなのかも。

テリアにもそういう面があるのかもしれない。

テリアのガウガウする気質が苦手、という人もいます。

戦闘態勢になったら、わが子さえこわい、という人もいます。

たしかに、目が血走って戦闘状態になったモナちゃんも大変なものです。

そりゃもう、とんでもないです。

ふだんは、猫のように穏やかで家にいると気配すらしない子なのに。

スイッチが入る瞬間が、あります。

ちょっとガウガウというレベルでもなく、声など出さず、寡黙に一撃。

それでもわたしは、モナちゃんに穏やかなだけの犬になってほしいとは思わない。

ふだんは寡黙に。

でも、いざというときは体を張って守るべきものを守ろうと、仕事に徹する。

そういう側面に、力強さや頼もしさを感じる。

これも、この子の個性のひとつなんだなと。

どんな面をも個性として大切に思う、理解したいと思う。

理解して、上手にこの個性と付き合っていきたいと思う。

穏やかな犬を飼うより、よほど大変です。

それでも。

これはもう、惚れた弱みかもしれません。

わたしがドーベルマンを飼える日は、たぶん一生ないだろうけど

そんなことをあれこれ想像してるときが、いちばん楽しい。

・・・。

最近、たて続けにジャーマンシェパードなどの大型ガードドッグによる

小さな子供を襲ったというニュースが起こった。

テレビを見て、胸が痛くなった。

犬のせいじゃない。

犬が悪いんじゃない。

そういう性質の犬を迎えたという、人間の自覚、育て方、管理。

飼い主は見た目の格好よさだけでなく、本質的にその犬種を理解していただろうか。

モナちゃんは、友人のジャーマンシェパードの男の子が大好き。

とっても、やさしい。

小さい犬に対して、攻撃の矛先を向けることは絶対にしない。

でもそれには、飼い主さんの育て方は並々ならぬ気迫を感じます。

こういう性質の犬種を飼ったのだから、こう育てるという一貫した強さ。

すごいなと思う。

自分も多党数テリア飼いとして、彼女に学ぶところがたくさんある。

たまたま、そういう意識を持たない人が柵の内側でガードドッグとしてなのか

なんなのか、ジャーマンシェパードを飼っていて、その子が脱走してしまい

通りがかりの小さな子供を襲ってしまった。

こういうことで、緊張感を持つことを仕事とされてきた大型犬種への印象が

悪くならないといいなと願います。

人間が、人間のために、作出した犬種です。

ジャーマンシェパードについては、創作ですが、文藝春秋社から出てる

「ベルカ、吠えないのか」が、秀作です。

小説としても、ぐんぐん引き込まれる。

犬を題材にした小説のなかでは、ほんとうに秀作だと思う。

泣けるハートフルな話ではないけれど、何度も読み返しました。
[PR]

by jrt-mona | 2007-05-31 23:47 | DAYS.

<< 熱中症? World Dogshow20... >>