どんな夜を。   

我が家で生まれ、お預かりしていた愛称、コマッタ君。



コマッタみたいな顔をしてるので、コマッタ君。




それがなんともかわいくて。



そのコマッタ君。




今日



あたらしいご家族のもとに巣立っていきました。








ほんとうに、ほんとうに、幸せになる強い運を持っている子だなと



つくづくと、しみじみと、感じました。




あたらしいご家族は、不思議な巡りあわせのご縁でした。




とんだところで、お知り合いになって




ではいちど、コマッタ君をお見合いに連れて行きます、




というお話が進んで、お家の場所をうかがったところ




あらら?



えええ?




モナちゃんが昔からほんとうによくていただいている方の、ご家族でした。



モナちゃんをなんどもお預けしたこともあって、



モナちゃんとわたしが、はじめて「全犬種」のドッグショーに参加した日



一緒にドッグショーに連れて行ってくれた方でした。




コマッタ君を迎えたご家族は、プロのハンドラーさんのもとで



ドッグショーもわたしよりずっと長く経験されて、犬を見る目もしっかりと



あるご家族です。



ご対面後10分ちょっと。



ご家族に迎え入れる、今日連れて帰ってもいい?



とおっしゃっていただいたときは



ほっとして、うれしくて、へなへなと崩れ落ちそうでした。



無言でコマッタ君を見つめるお父さんの目。



無邪気に遊ぶコマッタ君。



ちゃんとスタックさせて、コマッタ君をかっこよく見せようと汗かくわたし。



心臓がドキドキしたなぁ。



大きなお父さんにすっぽり抱っこされて



車に乗って去っていくコマッタ君は



もうほんとに、忘れないくらいの笑顔だった。



まるで、焦ったのは人間だけで、彼はきっと自分の運命の人を



知っていたんじゃないかなって思うくらい。


。。。


コマッタ君は、今週にブリーダーさんのところに帰る予定でした。



日曜日に連れて行くお約束をしていました。



それが、急転したのは数日前。


舞台は辻堂の焼き鳥屋さん。



このお店そのものが、縁あって通うようになったお店なのだけれど。



そこのお客さんで何度もこれまでも会って、ショーの話で盛り上がって



犬の話で盛り上がった。



先週、そのお店である「会」をしたときに、また再会して、



「ね、ジャックの毛の短い子いない?」と突然。



「ほしいんだよなー、毛の短いジャック。」




います!いるんです!とってもいい子が我が家に!


そこからわずか1週間で、あれよ、あれよと話は進み・・・



今日、実際に実家にいるコマッタ君に会いにきていただき



抱っこしてもらっているときにはもう、そのご家庭の子、っていう顔をしていました。




ふしぎなことに、そういうときには、なんか、ほんとうにそう感じました。



ちょっと時間がかかったけれど。



ほんとうに、素敵なご家族の一員になりました。




これもまた、たくさんの人に感謝です。



めぐりめぐっていること、いろんな人生の不思議なタイミング。



あらためて感じ、母と話をした。



犬の人生は、犬には決められないんだ。



人間の人生は、自分で決めて、選んで、進めるけれど。



犬の一生は、この最初の一歩、をどう決めてあげるかで



その先の10何年が、まったく別のものになる。



だからこそ。



その、ほんとうにほんとうに大事な1点を、忘れちゃいけないねと



母も、わたしも、同じ気持ちでした。



コマッタ君を「コマちゃん」と呼んで、家庭犬生活に順応させてくれ



枕元にバリケンを置いて寝てくれた父にも感謝。



コマッタ君を連れて帰る際、無口なお父さんが言いました。



いやぁ、海岸でさぁ、スムースの小さなジャックと長めの毛の若そうなジャック



2頭連れてる女性がいてね。



それ見てたらさぁ。



ほしくなっちゃって、ほしくなっちゃって。



・・・・・。


んんん?



もしかしたら、もしかしたら、もしかしたら。



あの海の近くに住む、スムースとブロークンの2頭?



我が家からも近くて、あそこの辺?



もしかして、もしかしたら。



あの子たちが、コマッタ君に幸せを運んでくれたのかも、しれません。



だってとっても素敵な2人組ですからね(^^)



コマッタ君のご家族には、不思議なご縁があって。



モナちゃんも私もそのご家族の方にほんとうにお世話になって。



大地とビートが生まれた日に、素敵なお花を届けてくれたのも、彼女だった。



その彼女と、その2頭連れ(大ちゃんの弟ね)ジャックのママさんもよくお知り合いで。



ペコっ子オーナーさんも、またお知り合いで。



わたしが大好きな人の高校の先輩でもあったりする。



ほんとうに、江原さんがいたら聞いてみたいくらい。



三輪さんにも聞いてみたいくらい。



コマッタ君は、自分がしあわせに歩む縁を、たぐり寄せてくれた。



今日、コマッタ君が去っていったあと、



その、コマッタ君ファミリーのご家族の彼女に電話をした。



末永いお付き合いになりますが、よろしくお願いします・・・と。



そうしたら。



「そうなのよー、毛の短いジャックほしいって言われてて、



 モナママさんのところ紹介しようかって思ったんだけど



 モナママさんのところ、毛の長いタイプが多かったし



 いまいないかなーと思ってたの!」



って。



(涙)



コマッタ君、遠回りしたけど、ちゃんと自分が行く先をぐいっと



ひっぱってきたんだね。




またいつでも会える。



海で会おう。



海浜公園で会おう。



DKさんにも一緒に行こう。



monamourのお里の会にはちゃんと来てね。



これから、楽しいことがいっぱい、いっぱい、あるよ。



先輩犬のアメリカン・コッカーさんには、失礼のないよう、仲良くね。



*******


わたしは今日が、ホテル最後の夜です。



8月の初旬からずっと、夏をホテルで過ごしました。



ようやく、ようやく、家の工事が完了、ハウスクリーンニングも完了、




家財道具一式、もとに戻し、配線工事も完了。



明日、我が家に帰れます。




長かったー、幽閉生活。



その間に、マーマーはチャンピオンになり、モナ、大地、コーちゃんは



ひと夏のバカンスで、とっても楽しく、朗らかな日々を過ごせたことと思います。




ほんとうに感謝です。



家のなかはピカピカ、お布団も、カーテンもあたらしくなって。



コマッタ君は、今日、はじめての夜をどんなふうに過ごしているだろう。



いい子にしてるかな、鳴かなかったかな。



我が家からもすぐそば、また、ほんとうに素敵な仲間が増えました。



心から、うれしいし



心から、感謝です。



わたしのこの、ホテル生活に手を差し伸べてくれたたくさんの人たちに



感謝です。



ありがとう。



明日、家に帰ります。



あ・と・は。



マーマー!


モナちゃん!


コーちゃん!


大ちゃん!



みんなが帰ってくるのを、いまか、いまかと、待っているよ!



会いたい(>_<)



会った瞬間、泣いちゃうだろうな。



それぞれの夜です。



コマッタ君は、あたらしい家族と過ごすはじめての夜。



わたしは、長かったホテル生活最後の夜。



うちの犬たちだけ。



なにも知らずに今日も遊びつかれて眠る夜。
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by jrt-mona | 2007-09-03 04:02 | DAYS.

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