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血統書ってなんだろう。   

届きました、マヤたちの、「正確な」血統書。
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正確な、というのは。

マヤたち兄妹は昨年の7月生まれ。

ということは、オーナーさんたちに血統書をお渡しするまでに6ヶ月も経ってしまった。

今回、毛色の記載にすごく悩んだことと、もうひとつ。

JKCに登録申請用紙を出したものの、以前とやや勝手が違いました。

大地やモナのときには、毛質の記載義務はありませんでした。

任意記載だけだったのだと思う、ちなみに大地の血統書は毛質記載なし。

ジャックラッセルテリアが増え、血統書に、3毛種のどの毛質なのかを

きちんと記載するようになったのですね。

JKCからご指摘いただき、でも・・・パピーコートではラフかブロークンかの判断は

難しい、と迷っているうちに時間がかかってしまった。

JKCからの指摘は、ワイアーかスムースか、と言われました。

でも、ジャックラッセルテリアは、ワイアとスムースという識別ではなく

ラフ、ブロークン、スムースなので、そのどれかを記載すればいいですか?

などなど、いくつかのやりとりがありました。

そして。
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Pepper.
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JOHAN
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Maya
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Moco.

毛色の後ろの()のところに、RとかBとかSと書いてあります。

これが、Rough,Broken,Smoothの毛質区別です。

血統書は、家庭犬で飼っている限り、すごく大切なものではありません。

ただの、紙です。

でも、ここに書かれていることは、とても大切なことです。

自分の愛犬の大切な情報が、詰まっています。

血統書を、品質保証書と思って引き出しの中にしまったままにせず、

いちど、取り出してじっくり眺めてみてください。

自分の大切な我が子が、どんなブリーディングで、どんなふうに生み出された子

なのかが、わかってくると思います。

お母さん犬。
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たとえばモナちゃんの場合。

モナちゃんのお父さんもお母さんもGAYREGALという同じ犬舎の犬と書いてあります。

そして、お父さんもお母さんもTN WHつまりタン&ホワイトの犬で、

JR-000***という番号のあとに-Oと書かれていることから、Overseas、

外産で日本に来た犬、ということがわかります。

たとえば、両親犬を見たことがない場合。

お母さん犬は何歳でこの子を産んだのか、とか。

お父さん犬は何歳でこの子のために交配したのか、とか。

血統書は、自分の犬の、生まれる前までの歴史が書いてある。

こんなふうにして、自分の犬が生まれてくるまでの長い時間と道のりを

探求していくことは、とても興味深いことです。

また、ここに記載されている、両親、祖父母、曾祖父母の過程にある犬を

知ることで、繁殖へのリスクを想定することも、ある程度できるでしょう。

この4枚の血統書を眺め、オーストラリアの犬舎からはじまり、

マヤたち兄妹に至った長い道のりを考え、ブリーダーさんたちの苦労と努力を思い、

そしてまた、この日本で、Macとモナちゃんの重なる血がまた合流し、

これからにつながっていくことを想像し、感慨深い気持ちと、厳粛な気持ちになりました。

母親、父親、その祖父母、曾祖父母、合計で14頭になります。

マヤ兄妹の血統書に記載されているこの14頭のうち、

2頭がAust.GRAND CHAMPION.

1頭がInt.CH、7頭がAUST.CHです。

これは、自慢でもなければ、ブランドでも保証でもありません。

この犬たちを繁殖し、ショーに出し、その健全性を客観的視点で判断を仰いだ

ブリーダーさんたちの努力の証明なのだと思うのです。

また、ほとんどにタイトルがついているということは、少なくとも

第三者の視点で客観的にその健全性を認められた犬たちによる

ブリーディングであることが、記載されていると思うのです。

うちの子、オーストラリアのチャンピオンの家系で~・・・っていうことの意味を、

ブランドでもなく偉いのでもなくすごいのでもなく、

健全なジャックラッセルテリアをつくりだそうとしたこれまでの人たちの

努力と犬種への愛情の積み重ねが、

この子にギュっと詰まっているのだと、思ってほしい。

ギュっと詰まった犬種への愛情が、海を渡ってオーストラリアから

日本にやってきて、脈々とつながっているのだと思ってほしい。

血統書をしっかり見ることも、まずは、自分の犬のことを

いますこし深く知ることの一歩だったりすると、思います。

血ってとても興味深いです。

CoCoとMayaは、母方はもちろんですが、父方の血筋でもつながっています。
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CoCoのお爺ちゃんで、Mayaのひいお爺ちゃんにあたるのが
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Aust.Grand.CH,Coleman Brown Lagar.

きっとこのColeman Brown Lagarのオーナーさんも

まさかまさか、自分の子の血が海を越えて、はるか日本の神奈川県の茅ヶ崎まで

つながっているとは、夢にも思わなかったことでしょう。

この子たちが生まれるまでの道のりには、たくさん、たくさんの愛情が

詰まっているのだと思うと、わたしもそれを大切にしなければいけないと感じる。

君の心へつづく長い一本道は

いつも僕を勇気づける。

血統書を眺めていたら、頭の中に、小田和正のこんな歌が浮かんできた。

by jrt-mona | 2007-01-21 03:14 | monaの子どもたち

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